よせばいいのに・・・。自分の中でそう呟いても・・・・。
逃れない現実がある。
仕事がら、無理をしてこれをやっても、いいことはない。
たかが年賀状の住所録も裏面のデザインも印刷もワシの手を借りて乗り切ってきた数年間であります。
そんな姉夫婦が「娘がやりたいというからインターネットをやろうとおもうんだけどさ・・・。」
と、3週間前くらいに話かけられたのです。
パソコンはというとノートパソコンが1台あったが、WindowsMEのOSだったうはずだ。
それに無線でやりたいといっていたが、まずはLANなら直ぐにできるだろうし、ま、ここはうちの組織の成績にもつながるからやってやろうか・・・。
などと思っていた。
でも、ここまで、あえて勧めてこなかったのは訳もある。
この機械音痴な姉夫婦に今度、どこまで振り回されるのだろうか?
やればやるほど、自分の週末の時間はなくなる一抹の不安がよぎる。
それからあのPCはどんなスペックだっただろうか?メモリは何Mだったっけ?
もうそういった記憶は年数とともに覚えていないものであります。
で、工事は昨日、行われました。配線は配管をしっかりとワシが設計してあげていたので難なく通線出来て、60分で完了しました。
あとは今月まで数量限定で受け付けていた無線ルータ親・子機セットプレゼントで猛牛製のルーターが支給されました(もうほとんど残っていない)のでこれをワシがセッティングします。

親機はこれ。まぁ規格的にはまずまずの製品です。

子機はこれですが、USB2.0タイプのワイヤレスです。
さて、ここでPCのスペックをチェックしてみると

な、なんと、56.0のRAMとあります。
と、いうことは64Mのメモリしか搭載されていないのです。
64MというとWindows95とかWindows98時代のもの程度ですね。
このPCは何というPCかというと

SOTEC社のH370TRX4という機種だということがわかりました。
今ではSOTEC社はオーディオの音響(オンキョー)に吸収されているようです。
で、このPCの最大積載可能なメモリーは256Mだということが解りました。
本来ならば、軽く買い換えたら?といいたいのですが、勿体無い精神の姉は中々この中古3万円で買ったPCを、日の目を浴びずに捨てることは出来ない性格なのです。
まずはUSB2.0は機能しないため、ワイヤレスカードかUSBの子機を買いに行くことにしました。
C歳にあるY電器に行ってみましたが、驚くことにWindowsMEで使える子機は全く在庫もありませんでした。
こりゃいかん。最低でもWindows2000でなければ使えませんので、自宅にあるワシの使っていないWindows2000をインストールする決断をしました。
で、Windows2000で動作する子機はメーカー違いですが1つだけありましてそれを2,780円で買いました。一応Nまでの規格なので高速であります。

これで、あとはWindows2000をインストールすれば良い訳ですが何しろ10年前のパソコン。
動作が重い。インストールにも時間がかかります。
それからSOTECのWindows2000に対応するドライバーを自宅でダウンロードしておいてそれをUSBメモリスティックに入れて、夜になってからの作業となってしまったのです。
へとへとになってとりあえずWindows2000とワイヤレス化は終了し、あとは本日、IE6.0のSP1をいれ、あまっているMSOfficeを入れたり、サービスパックの1〜4までアップグレードしたりで時間が費やされました。
後は、ネットで昨夜注文したメモリを装着し256Mにすればほぼ完了であります。
が、支払いのカードを登録したり、まだまだ質問が山のようにやってきそうであります。
ワシは、ワシは、禁断の実を食べてしまったのでしょうか。
ヘロヘロでとほほほな週末でギターを弾く気力もなく、腰痛で、腰をかがめながら歩くワシは・・・。
ワシは・・・。いったい・・・・。